2019年9月18日水曜日

風の影響を考慮した設計

昨年は、関西に大きな台風が襲い、甚大な被害を出しました。
今年は、関東を大きな台風が襲いました。
被害も大きいですが、特に千葉県の停電が長引いています。
被災されたみなさまには心よりお見舞い申し上げます。
今のところ、ベルベースに関連したことで、不具合の報告はありません。

昨今、地球温暖化のせいかどうかはわかりませんが、台風などで今までに比べて強い風が吹いています。
スーパー台風というような言葉は、昔は聞いたことがありませんでした。

大きな地震があり、被害が出るごとに、建築などの耐震設計基準が強化されていきます。
ただ、あまり、強い風が吹いたからといって、耐風設計基準が強化されたという話は、多くはありませんでした。
これは、風の影響を受けやすい設備を除けば、地震による影響の方が大きいことが多い為です。
地震に耐えられるなら、風にも耐えられるという考えです。
しかし、スーパー台風が日常のようになりつつある今、耐風設計基準が強化、改正されるかもしれません。
実際、法的な設計基準とは別に、設計基準よりも厳しい基準での設計を求められることが、少数の案件であります。

I.I